晴れたらいいね。

日々の料理と息子と私。シングルマザーのひとりごと。

定食は、味の相性なり。

戸建ての我が家、玄関の前にある前庭と

リビングダイニングに面した庭がある。

両方とも全面が芝生で緑色。

生えそろった芝生を綺麗に刈り込むと

緑色の絨毯を敷いたようで、嬉しくなる。

 

しかし、

 

大変なのです。緑の絨毯を維持するのって。

 

梅雨時から夏場、綺麗に整えた緑の絨毯に

雨が降り、地面が柔らかくなり、気温が上がる。

三日後くらいにはもう一面が雑草の海です。笑。

雑草の成長ってすごい。油断するとあっという間に膝丈。

 

本日、その膝丈にまで育ててしまった雑草を引っこ抜いて

せっせとゴミ袋に詰めた。詰めながら思った。

 

私たちは雑草だ!また生えた!って、すぐに引っこ抜くけれど、

雑草側にしてみりゃ、いい迷惑だよなって。笑。

だって彼ら?にしてみたら芝生だって、朝顔だってラベンダーだって

同じ草花の仲間だもんね。なんで引っこ抜くんだよ?的な。笑。

 

芝生に勝手に生えてくる雑草の中でも「捩花【ネジバナ】」は

何故か、大事にされたりして。

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 小さな花が、らせん状に捩じれて咲く捩花。

愛好家も多く、何故か芝生に生えてくることが多い。

私の父も実家の庭の芝生の捩花を引っこ抜かずに大切にしてる。

「思慕(思いしたうこと、恋しく思うこと)」なんて素敵な花言葉まで。

 

芝生ではなくて駐車場のアスファルトの隙間に生えるなら

きっと誰にも注目されずに引っこ抜かれる運命にあったんだろうな。

綺麗に保ちたい芝生に生えてくる、っていうのが良いんだろうな。

 

なんでまた育ちにくそうな芝生の隙間なんて選んで育つんだろう。

ゆるゆる育つことが出来そうな花壇の土には生えてこない。

捩花にとっては芝生の方が居心地がいいんだろうね、よくわからないけど。笑。

 

人と人の関係もそうだね。何が居心地がいいかなんて人ぞれぞれ。

 

優しい人が好きってみんな言うけどさ、何を優しさと感じるかなんて

皆それぞれ違うんだよね。

 

何でもハイハイってやってくれちゃう母親、父親。

何でもハイハイってやってくれちゃう友達、恋人。

私は優しいとは思わないんだよなあ。

 

なんか面倒くさいから言うこと聞いて済ませちゃえ!に見える。笑。

本気で向き合っていないというか。

とにかく私好みの「優しさ」ではない。笑

私が相手に何かを要求することってあんまりないからかも。

 

相手の要求を叶えてあげようと言う意味では優しいんだろうな。

そういう優しさを「優しい」って表現すること、とても多い気がする。

 

でもそうじゃない優しさっていっぱいあると思うんだ。

 

特に母親父親って。

子供の力を信じる優しさ、そして信じて頑張ったけれど

挫けちゃった子供を責めない優しさ。

大体さ、親が子供の不出来を責めるときって、子供の為ではなくて

がっかりした親である自分の怒りを子供にぶつけてる場合が多い。

 

私好みの優しさってなんだろ。

 

私は私の大切な人たちに、孤独だと思って欲しくない。

 

人は、

 

自分ではない人に知っててもらい、大丈夫だと言ってもらい

崩れそうな時に駆け寄って支えて受け止めてもらって。

見守ってもらい、本当にダメになったときは手を引いてもらって。

 

人が生きていく自信を無くさない為には

自分ではない人の心が必要だ。

そういう心を渡せる優しさを私は持っていたいなと思う。

 

まあ、人と人とは相性だからなあ。

私好みの優しさを優しくない!っていう人も多いからね。

 

・・・・・・そんなこんなで料理も組み合わせです。笑。

 

味も栄養も、相性を考えてバランスよく定食でどうぞ。

 

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相性だけじゃないぞ。バランスよく!だぞ。

 

野菜嫌いな中三息子!!笑。