主役になれる目玉焼き。
只今、我が家は外壁塗装中。
足場でグルっと囲まれている。
そんな中でも綺麗に塗装が終わった屋根だけは遠くから見える。
深いグリーンだった屋根、チョコレート色に変えちゃった。
今年一月末に離婚したけれど、名字も住んでいる家も変わらない。
ならば!思い切って家の見た目を変えようと。笑。
気分の問題だけど大事なの、そういうのって。
車も無くなった二台分の駐車場。足場を組むのにも好都合だしね。
毎日毎日、八時半ちょうどに田中啓司さんに似た職人さんがピンポーンとやってくる。
我が家は郊外の二階建ての4LDKの戸建て、かなり外側大きめなんだけど
職人さんはたった一人で養生から塗装までものすごいスピードでこなしている。
まあ、優秀な方だから一人で任されているんだろうけどさ。
たまたま我が家を含め、近隣三軒が同じように外壁塗装中なんだけど
2,3日早い工程で進んでいたはずの二軒を追い越してしまった。
他の二軒は毎日三人の職人さんで仕事をしているのに。
我が家の職人さんは仕事に取り組む姿勢もきっちりしている。
朝のピンポーン、本日も宜しくお願いします!は
絶対に八時半より前にも後にもずれないのよね。
帰る時も仕事中の汚れた靴や上着を換えて、頭に巻いたタオルも帽子にかわっている。
仕事をする姿勢を尊敬する。なんというか、ちゃんとしている。
私が会社員だった頃、あんなにきっちり仕事に向かっていただろうか。
何度か転職したけれど全て金融系、
当然、与えられた仕事の内容や数字はきっちりしていたけれど。笑。
仕事に向かう姿勢はそんなにちゃんとしていなかった気がする。
やらされてる感満載だったかも?自分で選んだはずの仕事なのにね。あは。
私が結婚するときにね、父が結婚の挨拶にきた相手に言ったの。
「職業に貴賤はない。どんな仕事でも向き合う姿勢、本人次第だ」
本当にそうだと思う。
仕事の義務の部分というのは生活費と税金を稼ぐこと。
でも。生きている時間の大半を人は仕事に使う。
どうせなら、いきいきした姿勢でその大きな時間を生きたいよね。
大きな収入を得るためならなんでもする、でもいい。
夢の実現のためなら収入じゃないんだ、でもいい。
どちらにしても自分の居場所は自分で見つけ、
「やりたくてやっているんだ」と思って仕事をしたいなあ。
さて、どんな仕事でも完璧にまとめる目玉焼きの例を見てみましょう。笑。
まずはガパオライス。アジアンなお店でもよく乗っていますね、目玉焼き。
大抵は目玉焼きなんて乗っていないんだけどさ、乗ってるとなんか良いじゃん?笑。
黄身をとろーり崩したところなんてケチャップ味に絡まると最高なんだから♪
そしてある日の手抜きな夕食。
焼うどんにも何故か目玉焼きをオン。
少しでも手抜き感を薄めようとした母の努力を見てくださいな。笑。
そしてラスト。
なんじゃ、こりゃ!笑!
賞味期限ギリギリのカニ蒲鉾を冷蔵庫の片隅に見つけた日の朝食。
インパクトで勝負じゃ。
そ。
誰だって自分らしさを持ったまま、素敵に馴染める仕事をしたいもんだ。
仕事も人生もしなやかにいきましょ♪
でもね、時には自分を貫く迫力も欲しいね!