晴れたらいいね。

日々の料理と息子と私。シングルマザーのひとりごと。

キャリアを積んだ玉子焼き。

18日の朝、関西で大きな地震がありました。

 

亡くなった方もいて。

その中に9歳の女の子がいました。

 

まだ何もかもこれからの小学生。

今頃、ご家族が絶望の中、

混乱した被災地で過ごしていらっしゃると思うと

とても苦しい気持ちになる。

どうか周りの人々に支えて貰える環境にありますように。

 

親になるということは、命を生み、育てるということは、

自分より先に子供の命が消えた時の悲しみも、

すべて受け止める覚悟も必要なのかな。

 

私はそんな覚悟はできているのだろうか。

 

一昨年の夏、息子の幼馴染が突然亡くなった。

我が家と同じ、一人っ子でよく遊んでた。

優秀で礼儀正しく綺麗な少年だった。

 

ママと私も親しくしている。

息子のいない二回目の夏を迎える今年、街で誰かに会うと

「元気?」

とか

「元気そうで安心した!」

「大丈夫?」

とやたら言われるようになったんだそうだ。

そして言われる度に彼女は苦しんでる。

 

一生元気にはなれません。

元気そうに見えても家で毎日泣いてるんです。

子供を亡くして大丈夫な訳がないでしょ。

 

言葉って、本当に相手の心を思いやって選んだものかすぐにわかる。

 

目に見える姿なんてさ、

社会で生きていくために取り繕った

その人の一部分でしかないんだ。

 

私はちゃんと人の心をみて

人の心を尊重できる人でありたいと思う。

息子に対してもね。

 

悪気もなく、計算しているわけでもなくて

人と人とのお付き合いって、

自分が善意を持っているとか

自分が心配しているとか

自分の気持ちを主張するだけになって

受け取る側の気持ちを想像するのを忘れることがある。

自分が優しい気持ちだから、自分が善意をもっているから

だからそれで良いとは限らない。

 

だけど若い頃って難しいよね。

だって知らないことが多すぎる。

 

この年齢になって

悲しいこと、苦しいこと、挫折、怒り、

逆に嬉しいこと、楽しいこと

経験した気持ちが多くなってきた。

 

若い時でも失恋したことのある人は

失恋した友達に寄り添えたりするでしょう?

別れを知らない友人は悲しみの理解が薄い気がしません?

それ。

 

命が消えた悲しみはずっと抱えていくものかもしれないけれど

それ以外の悲しみ苦しみ、挫折は必ず自分の一部になって

時が経てば人生を豊かにすると思う。

 

だから毎日頑張って。若者=息子!笑。

 

料理も経験がモノを言うものがあるのだよ。笑。

 

ご存知、玉子焼き。

綺麗に作るのって案外難しかったりするわけです。

思えば小学生の頃に上手に巻けるようになりたくて悪戦苦闘したなあ。

 

作り方をご存知無い方の為に解説すると、

四角いフライパンに少し卵液を入れて薄焼き卵を作り、

くるくる巻いて端に寄せ、さらに卵液を入れて薄焼き卵を作り、さっきの続きを巻き巻きして・・・って、作るんです、玉子焼き。

 

↓↓ 玉子焼きキャリア40年である。笑

f:id:crystal15:20180620110722j:plain

 

そしてベテランは

↓↓ 真ん中に明太子をいれて巻き巻きしたりする。

ポイントは明太子に火が通らないように手早く巻くこと。

f:id:crystal15:20180620111915j:plain

 

何事も経験だ、息子。

不登校もいつか君の糧になる。

君が明るい未来の中の

過去を大切にできる所に辿り着ければね!