晴れたらいいね。

日々の料理と息子と私。シングルマザーのひとりごと。

言葉と未来と蕎麦の味。

私の息子は中学三年生。

 

けれど学校に行っていない。 

理不尽な大人の言動に耐えに耐えて学校に行っていたら、

思春期に入り、起立性調節障害という病気になってしまった。

 

定期テストのみ保健室で受けて下校してくる。

 私が学校に行きなさいと最後に言ったのは中学一年生の頃かな。

 

小六の二月に突然学校に行けなくなってから

普通ということを捨てられない私と、

普通でありたいのにそうは出来ない息子と、

真っ暗な迷路の中にいるようだった。

壁がへこんだり、私は苦しむ息子に近付き過ぎて、痣を作ったりもした。

 

真面目な息子は学校に行きたくない、行けない自分を責めていた。

出来ることなら普通の中学生であって欲しい私が

あの頃、さらに息子を追い詰めていたんだと、今となっては思う。

 

息子は「学校に行きたくない」とは言わなかった。

毎日ベッドで布団を被り、無言を通していた。

 

ある時から私は行きたくない中学校なんて行かなくていいよ、と思っていた。

でも息子にそうは言わなかった。

息子の口から「学校には行きたくない」と

何としても聞きたい、言わせなければ、と思ったので。

 

毎日聞いた。今日は学校どうする?って。

言葉で返事をするまで何度も何度も聞いた。

その場を切り抜ける為に「明日行く。」と言われたら

その明日にはベッドから引きずり出して車に押し込んで連れて行った。

君が言ったんだ。嫌なら嫌だとちゃんと言いなさい

・・・と言葉ではあえて言わなかったけど。

私は息子に関しては察するということを一切止めたの。

 

ある時、突然、息子が

「僕はあの学校には行きたくないんだ。あの軍隊みたいな規則とか、

うえーーいって言うノリの中学生の中ではやっていけない。

数学が好きだからテストは受ける。」

と言いに来た。

私がそう?分かった。中学校は行きませんって言っておく。

その時、久しぶりに息子の笑顔を見た。

 

中学校の学年主任に

「息子が僕は中学校には行きたくない、やっていけないと、

きっぱり言うので卒業まで恐らく登校しません。宜しくお願いします」

と宣言した時に、息子はもう大丈夫だと思ったの。

学校に行かないことが決まったのに。笑。

まあ、私は親としてかなり変わってるみたいだから。あはは。

 

先生方はかなりの驚きだったみたい。

だって前日まで無理やり車に詰め込んで連れて行ったりしてたのでね。笑。

 

じゃあ、何をしたらいいと思う?何もしないと何にもなれないよ?

「僕は中学校とか集団は嫌いだけど、勉強は好きだからやる。」

君はなりたいものに必要なのは何だと思う?

「数学と英語」

じゃ、今やらなければならないのはそれだ。

家庭教師を探そう。特に数学は長い時間の積み重ねだから理系の先生にしよう!

 

で、現在も週二回で家庭教師の先生に来てもらっている。

 

今では高校は必要だから絶対に行くんだと言っている。

一人暮らしで料理出来ないのはヤバいからやろうかな?とか

知らない人と話すのが怖いけどママは何故平気なの?とか

色々考えてるみたい。別に深く聞いたりしないけど、私。笑。

 

なりたい自分を見つけることが出来たら、

自分で動き出すんだと思うの、人間って。

これから息子がどんな大人になるのか、予想がつかない。

もちろん不安も大きい。けれどそれってちょっと楽しい。

 

料理も仕上げたいイメージが大事。笑

 

豚の角煮、ギトギトは避けたい。

なので約二時間に及ぶ下茹でで、脂のギトギトと完全にサヨナラ。

出来上がりを冷蔵庫で冷やしても白い脂の塊はゼロです。

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蓮根、たらこマヨネーズサラダもキンピラも変色した紫は避けたい。

切ったら薄い酢水に浸すと綺麗な仕上がりに。

 

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そういえば、一年生の冬、新潟で二泊三日のスキー教室があった。

息子は参加したいけれど無理かもしれないと迷っていた。

ダメなら迎えに行くから安心して行ってきなさい!

 

母は言ったことは責任を持ちますよ。

二日目の早朝、息子が体力の限界だと先生から電話をもらい、

行きました、新幹線でお迎えに。

電話を受けてから20分で家を出られたのはちゃんと準備してたんだぞ。笑。

 

その時に、越後湯沢駅で食べた天ぷら蕎麦が

今までで一番美味しかったと先月、息子が言っていた。

 

息子は大丈夫だ。

 

 

カツオは故郷の時を泳ぐ。

私の故郷とはどこだろう。

 

人に聞かれると私は千葉県と答える。

 

私が住んでいる所よりも東京都寄りだけど

実家があるのも千葉県だしね。

 

今住んでいる千葉県の真ん中辺り、

結婚していた時に相手の強い希望でこの地域になったので

私が住みたくて選んだ場所ではないの。

友達も皆、都内や東京寄りだしね。

 

正直、ここで子育てを始めてしまったから

離婚した今も離れられないというのが現状だったりする。

でも息子にとってここは実家であり、故郷なんだよな。

そう思うとこの場所も大切にしなければ。

 

実家が千葉県とは言っても、まあ、両親とも東京都出身で

家族全員勤め先も都内、私は学校も都内で

いわゆる千葉都民って言うのかな。笑。

 

今の実家のあるところに私が住んでいたのは

小学校四年生の中頃から十九歳まで。

 

その前も二歳から四歳くらいまで住んでいた。

新婚から私が生まれて二歳になるまで都内に住んでいた両親が

弟が生まれた時に買ったマンションが今の実家。

両親はマンションを買って二年経たないうちに

父の仕事の転勤で福岡県に引っ越ししたことになるなあ。

 

千葉県から福岡県北九州市に引っ越す時、

母から実家の廊下で言われたこと。

「パパはね、お仕事が九州ってところに変わるのよ。

だからお家が変わるのよ。」

まだ四歳だったはずなのに私はよく覚えている。

 

その後、小学二年生の中頃、香川県坂出市に。

瀬戸大橋がない頃だぞ。笑。

瀬戸大橋着工のセレモニーが行われる頃に、また千葉県に戻った。

本州に渡ったのは船だった。

甲板から見た、父の会社の同僚が手を振る姿をいまだに覚えている。

 

やっぱり私の故郷とは実家のあるところなのかな。

小学生の頃からの幼なじみもいるしなあ。

 

幼稚園は二園、小学校に至っては二年おきに三校。

学校が変わる度に黒板に名前をかかれて紹介される、あの転校生になった。

 

大人しかった私、方言でしか話せない言葉、

千葉県に帰ってきた時が一番嫌だったな。

都会の人はなんて怖いんだと思ってどんどん無口になった。

高校生になるころには都内の女子高生になり、

原宿やライブハウスで、多分、誰よりも青春を謳歌してましたが。笑。

 

私は転校生になって

既に出来上がっている集団の中に飛び込む、あの緊張感が大嫌いだった。

 

経験を重ねた今はもう、新しい環境もどうということは無いけどね。

 

そういう経験から

 

職場で、とか、大人数で飲んでる席で、とか

居心地悪そうな人がいると私は気になってしょうがない。

皆がリラックスして過ごしている中で、

緊張感を持って笑っていいのか迷っているような困った顔をしていたり。

あの表情を見つける度に

心の中で密かにファイト!って思う。

 

新入社員の時に誰もが一度は経験すると思うけど。

いつか息子があの新入社員になるかもしれないと思うとドキドキする。

でも変わり者の息子、新入社員にはならないかもね。笑。

 

 

香川県坂出市に住んでいた頃、

美味しいカツオとうどんにハマった父。

 

もう、ほぼ毎週末、

お昼はうどん屋さんで釜揚げうどんと関東だき(串に刺さったおでん)だった。

私はキツネうどんに牛スジと玉子の関東だきばかり食べていた気がする。

 

今でもカツオのたたきを見ると坂出の社宅を思い出す。

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釜玉うどん。

 

温めた器に生卵をとき、茹でたての熱いうどんを投入。

素早く混ぜるとほんのり煮えた卵がふわふわに絡まるの。

味付けしてどうぞ。

これはすき焼き味の牛肉を乗せてみた。

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結婚前に育ったところを母と旅してまわった。

(離婚したけど。笑)

 

福岡県北九州市、黒崎にあった社宅の町は無くなりリゾートホテルに。

そこに泊まり、年齢を重ねた母と最上階から見た景色、不思議な感覚だった。

香川県坂出市の社宅マンションはあったけど

遊んだドブ川は蓋をされ、田んぼは小さくなっていた。

 

それが、十八年ほど前。

 

父の話によると黒崎のホテルは無くなったそうだ。

坂出の社宅はグーグルマップで見たら、戸建ての住宅街になっていた。

 

また行きたいな。今度は一人で行こうかな。

 

故郷と呼ぶ場所には迷うけど、

懐かしい場所がたくさんある私は幸せだ。

ハートのクッキーが繋ぐもの。

50歳リーチな私が10代の頃は、携帯電話なんて無かった。

 

昭和半ばの黒電話の時代が終わり、家庭の電話もプッシュホンに。笑。

要はダイヤルでくるくるしなくなっただけ。

今みたいにコードレスの子機なんてなくてね、

受話器は本体にガッツリとコードで繋がってるの。

当然、友達からの電話も、親が取り次ぎ、

親は何気なく子供の電話に聞き耳を立てているわけだ。笑。

 

友達の家に電話するときも

家族の誰が受話器を取るのか予想が出来ない。

「アキと申しますが、〇〇さんいらっしゃいますか」

なんてヨソイキな言葉を用意してかけて、友達が出るとほっとしたりして。

たまに声がそっくりな姉妹と友達とを間違えて

「違います、姉です」

とかって言われてヒヤッとしたりする。

 

今どきの人達は、仕事の電話もなかなか慣れないみたいだね。

まあ、仕方ないさって思う。

友達や彼氏彼女の親、という最大の壁に

受話器を持って孤独な突撃を繰り返す青春を送った世代。

40代以降とはそりゃ、違うって。笑。

 

私は20代になって携帯電話を持った。

でもメール機能はなくて、今で言えば大きさも家電の子機みたいな。笑。

着信があっても電話帳と連動していなくてこの番号だれだ?って。

 

携帯電話そのものよりも、メールが人付き合いを変えたと思う。

 

よく知らない相手の生活に突然、飛び込んで着信音を鳴らす

あの緊張感から解放されたんだよね。

 

今、人と連絡を取るのに使うのはほとんどがLINEだ。

仕事だと違うツールだったりするけど似たようなもん。

 

ちょっと前、若い人は「既読無視」とかって

既読を付けたのに返信しないなんて!ってあったね。

便利だわ~ってほのぼの使ってる40代以降の人達と緊張感が違うなあ。

 

私の友人達。

 

飲んだ後の深夜に聞いて欲しいことがあったり、寂しかったりすると

こっちの都合なんてお構いなしに長文を連打して

私の反応がゼロでも気にせず送信して勝手に寝る。笑。

私が起きてると会話するけど寝落ちしていきなり終わる時も。笑

 

ストレス溜まるとドライブする車好きなママ友。

 

私が既読にならなくても、これまた一方的にドライブの経過を報告。

今スタバでアイスコーヒー倒しました・・・とか。笑。

私が仕事を終えてLINEを見ると、彼女の1日がよくわかったりして。

 

他の友人も似たようなもんだ。

 

なんかトークと言うよりも掲示板みたいだ。

みんな忙しいからね。

 

そして会話も入力が面倒になって

相手が暇そうだと

「今、電話していい?」

にすぐなる。老眼だからってのもあるかも。笑。

 

中三息子のLINEの使い方と、明らかに違うぞ。

 

今って昔と恋愛も違うよね、きっと。

 

あの、お風呂かも食事中かも寝てるかも?!って思いながら

時間帯気にして電話するあの緊張感って今もあるのかな。

呼び出し音がなる前に切っちゃたりしてさ。

 

LINEだと何度も添削してから送信できるから

内気な人同士でも仲良くなれそうだ。

 

そうだ、内気な息子だって何とかできるぞ!

楽しみだ、母は♪

 

どんな時代も同じ、愛の込められた手作りクッキー♡

ただし母から息子へ、そして私から友達へ、だが。笑 。

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白ハートはバニラ風味の生地にビターチョコチップ。

黒ハートはココアの生地にキャラメルチョコチップ。

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いつの時代も、どんなツールでも

友情や恋する気持ちは変わらないね。

 

つなぐものは、

大好きな相手を大切にする心かな。

そして

大好きな相手への、伝えたい!だね♪

仕事と心とビールと私。

昨日の夜からなんだか風が涼しい。

涼しいというよりも風が冷たいな、なんて思ったりして。

 

でもよく考えたらこれが今までの、私が知っている夏休みの気温なんだよね。

朝方は涼しくて日が暮れても涼しくて。

 

今年の異常な夏。

ギラギラ焼けるような、ハフハフ蒸されるような暑さ、

ああ、あの夏が終わった・・・と思ったらちょっと切ないような?

いや、そんなことないな。笑。

 

さて、最近の私。

 

立秋を過ぎた頃から新しい仕事を始めた。

毎日のように通勤する仕事を久しぶりに。

シングルマザーだからね。何があるか分からない。

稼げるうちに稼いでおかないと。

 

友人達にも仕事を探していると以前から話していた。

私は金融関係のOLだったので、

皆勝手に事務の仕事を始めると思っていたようで。

決まった仕事を報告したら大変驚かれました。笑。

 

実際、始めた仕事は同僚に男が半数の力仕事。

 

私は、最初から事務系の仕事は考えていなかった。

今の私の心には事務の仕事はきつい。いろいろあったからね。あはは。

時間に追われて出す正確な数字、細かい締め切り、繊細な言葉のやり取り、

場合によっては駆け引きのような会議。

毎日追いかけてくる書類や近い距離の人付き合い。

 

いろんなことがあったけど、私はもう元気だし、

たぶん、慣れた方面の仕事や環境には馴染めると思う。

でもきっと昔のようにはいかない。

就業時間外も仕事のことが頭から離れない生活を始めたら

今の、心に余裕が足りない私は、あっという間に追い詰められる。

そして私と似たようなタイプの人々の中で

私はまた気付かぬうちに無理をしてしまう。

 

そんな考えから力仕事を選んだ。

 

毎日、体育館のような場所で、

大量の段ボールの荷物を乗せたカートを引きずって移動したり、

しゃがんだり踏み台を使ったりして、大きな棚の中に入り込み、

荷物を出したり入れたり、テトリスのように入れ替えて

スペースを有効に使えるように考えたり。

はたまた電動の昇降機を操作して高所で作業もしてる。

 

そんな仕事。同僚の半数は男だ。笑。

この仕事を始めてから、知らないうちにあちこち青あざだらけ。あはは。

 

なんかね、ものすごく疲れるけれど楽しい。

全身の力を使って、生きてる!って実感する。

 

私がずっとちゃんとしようとしてきた

髪型もメイクも汗で崩れたって、ま、いーか、あはは!って。

お喋りが苦手な人は一人で淡々と

豪快な人はずっと豪快で、適当にさぼったり笑、急いだり。

飾らないそのまんまの人がたくさん。

だってやることちゃんとやって仕事ができればそれで良いんだから。

どんな自分でも良いんだ!って元気がでる。

 

ま、まあね、体育会系でもない私がずっと続けられるとは思わないけどさ。

体調を気にしながらしばらく頑張るつもり。

 

ちなみに私の両親は

私らしいと言うだけで、大して驚きもしませんでした。笑。

 

そんな仕事から帰ってくると。ビールです!

お酒は何でも飲めますが、力仕事の後はやっぱビールでしょ。

 

ビールにはこってりした中華なんかどうでしょ?

 

こんな甘酢の肉団子に白髪ネギ。

油で揚げて甘酢にからめるという、高カロリーで。笑

 

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もう一つ揚げ物。

 

ミニ春巻きの中身は麻婆春雨。

なので意外と軽めにパリパリ食べられるぞ。

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生キクラゲと玉子の炒め物も良いかも。

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最後はあっさり塩味で桜エビとネギの焼きそば。

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うーん。

自分で作るより居酒屋で

人が作ったものを食べたいぞ。笑。

 

毎日、頑張った自分に満足!って乾杯したいね。

そだ、いつか息子と。

熱いパスタも暑い夏には。

この夏は暑い。

 

車の温度計が毎日、体温のような数字を示している。

これは昭和に青春を送った私の知っている夏ではないぞ。

 

夏休みと言えば、

午前中の涼しいうちに宿題を済ませましょう、

そして午後からは外で元気に遊びましょう、が

正しい昭和の小学生の夏休みだった。

だって30℃過ぎて暑い!っていう日が8月の何日かだけだったの。

40日の長い夏休みの間に。

 

冷房なんて無くても平気、

あっても毎日稼働するなんて贅沢だ!みたいな。

 

冷房を入れずに命に関わる事態になる高齢者、

学校に冷房なんて贅沢だ、と涼しい会議室で発言する人、

皆、そういう昭和の夏を生きた人達。

まさか日本の夏の暑さが、人を殺す時代がくるなんて

なかなかイメージ出来ないんだと思う。

 

世界はどんどん変わっていく。

情報が命を守ることだってある。

どんなに理解が進まなくても

これからを生きる人は、先を生きる人の価値観を

覆すまで説明し続けるしかないかも。

命を守るために。

 

そして我が家。

 

暑い時期になると

私はいつもより息子の体調を気にする。

 

感覚過敏で驚くほど暑さに弱いから。

 

今は不登校だから良いけれど。(良いのか?笑)

 

幼稚園時代、

園庭で遊ぶ息子ののぼせた真っ赤な顔色をみて、

何度先生が

「あの顔色は、大丈夫なんでしょうか?」

と電話をしてきたことだろう。

小学校の休み時間、校庭で遊ぶ息子の真っ赤な顔を見て

優しい上級生が保健室に連れて行ってくれたり。

公園で遊ぶ息子を心配して、家まで送ってくれた友達もいた。

 

本人、好きなことや楽しいことへの集中力が半端ではないので

暑くて体調が悪くなってきたことに気付かなかったりする。

私に似て色白で体調が顔色に表れるからまだ良かったかもしれない。

 

小学校の授業も休憩時間も全力で頑張って

下校時に体力が無くなり、通学路に座り込んでいたことも何度か。

「登下校時の通学路では、水筒のお茶を飲んではならない」

という、学年の先生方が決めた訳の分からないルールを律儀に守ってフラフラ。

ルールは必ず守る真面目な息子は、絶対に水筒のお茶は飲まない。

 

なので下校時刻を過ぎて帰りが遅い夏の日には

私は通学路を冷たい飲み物と保冷剤を持って走って息子を探した。

 

これは、中学校で部活やハードな体育祭はダメかもしれない・・・と

私は中学校入学前に密かに学校に申し入れしていた。

現在、冷房がない我が市の中学校で

生徒の熱中症での救急搬送は

よくあることだそうで。

普通の感性の子供でも耐えられない教室、校庭。

もしかしたら息子は不登校になることで

自分の命を守ったのかもしれないな。

 

ところで。

 

暑い夏のキッチンはもう灼熱地獄です。笑。

 

我が家はリビングダイニングと一体になったキッチンで

冷房は効いているはずなのですが、暑い!

 

出来るだけ火を使わずに調理したい!笑。

パスタを茹でたら火がいらないメニューをどうぞ。

 

まずは「たらこクリーム」

生たらこ、生クリーム、昆布茶、醤油少々、そしてバターをボールに入れて

アツアツの茹でたてパスタを和えるだけ。

バターもパスタの熱で溶けます。

 

付け合わせのカボチャはカットしてレンジへ。

そして味をつけたもの。

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「シラス干し、オクラ、かつお節、海苔」

以下、茹でたパスタに

好みの味をつけ、材料切って乗せただけ。の、三種。

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「漬けサーモン、トビ卵、ブロッコリースプラウト

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「漬けマグロ、アボカド、海苔、胡椒多め」

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全部簡単、そして余った具材は白いご飯にもピッタリ。笑。

 

それにしても暑い夏、苦手だ。

海!山!キャンプ!ってタイプでもないし。

 

毎日、日焼け止めを塗る手間がめんどくさいし、日傘もサングラスもで荷物が増える。

早く涼しくなってくださーい。笑。

定食は、味の相性なり。

戸建ての我が家、玄関の前にある前庭と

リビングダイニングに面した庭がある。

両方とも全面が芝生で緑色。

生えそろった芝生を綺麗に刈り込むと

緑色の絨毯を敷いたようで、嬉しくなる。

 

しかし、

 

大変なのです。緑の絨毯を維持するのって。

 

梅雨時から夏場、綺麗に整えた緑の絨毯に

雨が降り、地面が柔らかくなり、気温が上がる。

三日後くらいにはもう一面が雑草の海です。笑。

雑草の成長ってすごい。油断するとあっという間に膝丈。

 

本日、その膝丈にまで育ててしまった雑草を引っこ抜いて

せっせとゴミ袋に詰めた。詰めながら思った。

 

私たちは雑草だ!また生えた!って、すぐに引っこ抜くけれど、

雑草側にしてみりゃ、いい迷惑だよなって。笑。

だって彼ら?にしてみたら芝生だって、朝顔だってラベンダーだって

同じ草花の仲間だもんね。なんで引っこ抜くんだよ?的な。笑。

 

芝生に勝手に生えてくる雑草の中でも「捩花【ネジバナ】」は

何故か、大事にされたりして。

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 小さな花が、らせん状に捩じれて咲く捩花。

愛好家も多く、何故か芝生に生えてくることが多い。

私の父も実家の庭の芝生の捩花を引っこ抜かずに大切にしてる。

「思慕(思いしたうこと、恋しく思うこと)」なんて素敵な花言葉まで。

 

芝生ではなくて駐車場のアスファルトの隙間に生えるなら

きっと誰にも注目されずに引っこ抜かれる運命にあったんだろうな。

綺麗に保ちたい芝生に生えてくる、っていうのが良いんだろうな。

 

なんでまた育ちにくそうな芝生の隙間なんて選んで育つんだろう。

ゆるゆる育つことが出来そうな花壇の土には生えてこない。

捩花にとっては芝生の方が居心地がいいんだろうね、よくわからないけど。笑。

 

人と人の関係もそうだね。何が居心地がいいかなんて人ぞれぞれ。

 

優しい人が好きってみんな言うけどさ、何を優しさと感じるかなんて

皆それぞれ違うんだよね。

 

何でもハイハイってやってくれちゃう母親、父親。

何でもハイハイってやってくれちゃう友達、恋人。

私は優しいとは思わないんだよなあ。

 

なんか面倒くさいから言うこと聞いて済ませちゃえ!に見える。笑。

本気で向き合っていないというか。

とにかく私好みの「優しさ」ではない。笑

私が相手に何かを要求することってあんまりないからかも。

 

相手の要求を叶えてあげようと言う意味では優しいんだろうな。

そういう優しさを「優しい」って表現すること、とても多い気がする。

 

でもそうじゃない優しさっていっぱいあると思うんだ。

 

特に母親父親って。

子供の力を信じる優しさ、そして信じて頑張ったけれど

挫けちゃった子供を責めない優しさ。

大体さ、親が子供の不出来を責めるときって、子供の為ではなくて

がっかりした親である自分の怒りを子供にぶつけてる場合が多い。

 

私好みの優しさってなんだろ。

 

私は私の大切な人たちに、孤独だと思って欲しくない。

 

人は、

 

自分ではない人に知っててもらい、大丈夫だと言ってもらい

崩れそうな時に駆け寄って支えて受け止めてもらって。

見守ってもらい、本当にダメになったときは手を引いてもらって。

 

人が生きていく自信を無くさない為には

自分ではない人の心が必要だ。

そういう心を渡せる優しさを私は持っていたいなと思う。

 

まあ、人と人とは相性だからなあ。

私好みの優しさを優しくない!っていう人も多いからね。

 

・・・・・・そんなこんなで料理も組み合わせです。笑。

 

味も栄養も、相性を考えてバランスよく定食でどうぞ。

 

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相性だけじゃないぞ。バランスよく!だぞ。

 

野菜嫌いな中三息子!!笑。

和食の宴とあの頃と。

日曜日だった昨日、

私が20代の頃に在籍していた会社の女子会に参加しました。

女性が長く勤める会社で

当時、40歳前後の方が多かったな。

私ともう一人だけ、ドーンと年下で。

 

ほとんどの方が、約四半世紀ぶりの再会でした。笑。

 

皆さん、当然見た目は変わったよ。

だって60歳前後だもの。

だけど話し出すと昔のまんま。

人のキャラクターって基本は変わらないのねって。

 

いわゆるバブル期を越えたキャリアウーマン的な人が多い世代でね、

10人いて子供がいるのが私ともう一人だけ。

半分くらいは結婚していたり結婚経験者だったりするんだけど、

50歳前後で初婚が多いかな。

自立した女性達なので、落ち着いた大人の心で

結婚に条件などあげずに(自分で稼いでいるので笑)

本当に相性のいい人と楽しく暮らしている感じ。

そういう方々の話を聞いていると

ああ、好きな人と暮らすっていいよな、って。

 

結婚しても昔のままでいられる、

そのままでいいよと言ってくれる人を選んでる感じ。

30代初めに、なんとなく流されるように結婚してしまった私。

正直、誰と結婚してもその後の生活なんて

大差ないような気がしていました。

 

・・・・・・そんなことない、相手によって全然違います!笑。

 

それからね、

プライベートでそんなに親しくしていたわけじゃなくとも

皆お互いの考え方、好きな食べ物嫌いな食べ物、好きな服、等

毎日出勤して嫌でも顔を合わせているうちに

ちゃんと理解できるようになっていていたんだなって。

 

約束しなくてもまた明日会える。

もしくは会いたくないのに会ってしまう。笑。

前日に仕事で揉めても喧嘩ごしになったとしても

翌日もまた会って仕事をしなければならない。

もう、あの人合わない!うんざり!って思っても

毎日毎日付き合わなければならない。

 

家族みたいだ。笑。

 

一時期、気を使ってネコを被る隙が無いくらいに

時間を共有してきた人たち。

 しかも皆、仕事だからお互い真剣に向きあってた。

 

四半世紀経っても

お互いに相手をよくわかっている。

そして今となっては同僚ではない。

そんな集まり、つまらない訳がない。笑。

 

あっという間の二時間でした。

 

私は中三の息子の話をするたびに

いやー!ホントにお母さんなんだね!

料理作ってるんだ!ちゃんと!

ママ友付き合いとかしてるんだ!

 

当時の私のイメージからは

母親やってるのが考えられないみたいな感じでした。

なんでだろ?笑。

 

今回、集まったのは上野公園の中の『韻松亭』というお店。

電話もつながらないくらいに予約が取れないらしいです。

戸建てで風情ある建物で素敵でした。

 

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お料理も美味しくいただきました。

個室だったので落ち着いてお話もできたし。

 

・・・・・息子?息子のお昼ご飯は息子の希望でカップ麺でした。笑。

たまには食べたいって言うんだもの。

どんな料理を食べてきたのかと聞くので写真を見せたら

 

僕はこれならカップ麺の方がいいや。

って言っていました。

カップ麺の方が美味しそう!って食欲でるんだって。笑。

 

なら、いっか♡うふふ🎶