晴れたらいいね。

日々の料理と息子と私。シングルマザーのひとりごと。

ドライカレー運命の出会い。

運命とは何ぞや。

 

あの人とは運命の赤い糸で結ばれていたんだ。

この出会いは運命だったんだ。

2人は別れる運命にあったんだと思う。

 

とか

 

この仕事に就く運命だったんだ。

こうなることが運命なら仕方ない。

 

いろんな場面で登場する「運命」って言葉。

 

若い時は恋愛とか何か希望を抱いた時に、

願いを込めて

だって運命だもの!運命だから必ず成就する!

みたいな、約束を取り付けてある安心を得るような感覚で

「これはきっと運命」と言っていた。

 

恋愛中はどんなに相性が悪くても、笑、

私たちは運命で結ばれている!なんて無理やり信じようとしたりして。

 

あるいは

 

恋人と別れる言い訳に、酷いと不倫の言い訳に、笑。

 

要は自分の希望を裏付ける言葉として

後付けで「運命」って言ってたりする。

 

運命って何だろう。

 

どんなにキレイごとを並べたって

人によって運が良い、悪いってこと確かにあると思う。

偶然の結果を運命と呼んでいるのかな。

 

確かに大きな不幸に遭遇した時

「運命」と思って受け入れ、乗り越えることもある。

 

でも

 

私はそうは思いたくない。

 

成り行き任せの幸運な偶然を運命と呼ぶか、

自ら切り開いた道程で迎えた幸運を運命と呼ぶか、

それにより人は、人生は大きく変わると思うの。

 

待ってるだけじゃダメなんだ。

 

欲しい未来は、

自ら切り開いた道の行く先で

自分で選び、運命として掴み取っていくものだと思う。

 

ふいに悲しみや苦しみに襲われたとき、

それを運命と呼んでしまいたくなる。

 

けれど、諦めたらダメなんだ。

 

どんな時でも歩き続ける限り、

運命とはその先の幸運にある。

 

私の人生においても

普通とはちょいと違う個性を持った中三息子。

「この子の母親になったのは運命なのよ。」

みたいなことよく言われます。はい。

 

でもさ。私、大変だったよ。特性がある子供のここまでの育児。

たぶんこれからも普通の子供を持つ親の何倍も大変だ。

私だって出来ることならごく普通の息子が良かった。

それは「運命だから」で納得出来るような軽さではない。

 

でも、

ここから先、不登校で、ほとんど引きこもり君で

数学だけに特殊な能力を持つ息子と二人、

いろんな覚悟と共に息子の人生を切り開く。

 

頑張って個性を生かす道を見つけ、

息子が幸せな大人として自立できた時。

恐らく私は他人から言われる

「あなたがこの子の母親になったのは運命だったのよ。」

「そうかもしれないね。」

って答えることが出来ると思う。

 

苦しみの中で

悲しみの中で

立ち止まってそれを運命にしてはいけない。

 

その先の幸運な運命を

心から欲しいと願えば人生は変わるはず。

 

 

そしてここにも運命の出会いが。笑。

 

ドライカレーにはゆで卵。

もうこれは運命です。笑。

 

私の母が初めて作ったドライカレー。

母が参考にした料理本のドライカレーにゆで卵スライスが乗っていた。

子供心に書き込まれた「ご飯+ドライカレー+ゆで卵」がドライカレーの正解!

というのが、今も私の中に生き続けています。笑。

 

ドライカレーを作ると必ずゆで卵を用意する。

無いなんで考えられない。これはもう運命です!笑。  

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どんな時でも

 

これは運命だから

 

なんて諦めず、歩みを止めず、欲しい未来にたどり着きましょう。